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ー 地域の文化と伝統を伝える ー

飛騨市美術館

2018.09.04

私のお気に入り№24…墨と油彩と岩絵具の縁結び展・臨時休館のお知らせ!

 
私のお気に入り作品第24弾をお伝えいたします。


 
谷口氏作品の「花は半開 酒は微酔」と「道元のうた」です。
花は咲ききる直前、酒はわずかに酔える程度が一番いい。そして、沢山の時間を無駄に過ごすものの、人としての道を求めようとする時間は、少ない。といった意味でしょう。
「ほどよい」「丁度よい」「よい加減」といったバランスのとれた生活。さらに、「ちょっと立ち止まって、自分自身の今の生き方や考え方を振り返る」といった一時を持つ生活。大切な事だと頭では分かっているのですが…でも、これが実に難しい。
 


足立氏作品「陽だまり」です。
古川町真宗寺横の陽だまりベンチに腰かけ、それこそ陽だまりのような声が聞こえくるような作品です。
ゆったりした気分で、笑顔をたっぷり浮かべながら…「ウ~ン、う~ん、そぉ~いなぁ~」「あ~れ、こぉうぇさなぁ~」などと…談笑していらっしゃるお二人の姿です。
陽だまりのようなお姿からにじみ出てくる「あったかさ」が、私を本当に、ぬくとめて(温めて)くれます。 



尾下氏作品「ハルガキタⅠ」です。
古川町まつり広場「石垣の隙間に根付いたタンポポ」です。
石と石の狭く小さな世界に居を構えた春の使者。
やせた砂地に根付いただけに、その逞しさとともに春の芽吹きの勢いが伝わってきます。
私は、その「春の使者タンポポ」に住まいを提供している「心優しい石たち」の顔と言いますか…、石の表現が、とても気に入っております。
 

最後に昭和40年頃の「木製パズル」です。動物たちを隙間無く並べて、一枚板にするパズルです。
 
皆様、是非とも実物を間近にして、ご覧ください。


なお、本日9月4日、台風21号接近による暴風警報の発表により、午前は通常開館し、正午から臨時休館とさせていただきます。 みなさま気を付けてお過ごしください!
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飛騨三女展
期間:9月5日(水)まで
開館時間:9:00~17:00
入館料:一般200円、高校生以下無料
※障がい者手帳の交付を受けている方と20名以上の団体は20%割引
休館日:月曜日 
私のお気に入り№24…墨と油彩と岩絵具の縁結び展・臨時休館のお知らせ!
  • 飛騨市美術館

    飛騨市美術館

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  • 〒509-4221 岐阜県飛騨市古川町若宮2-1-58

    TEL:0577-73-3288

    FAX:0577-73-5003

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